高﨑真一・ILO駐日代表がJCAを訪問されました
2021.09.29
2021年9月28日、国際労働機機関(ILO)駐日事務所の高﨑真一・駐日代表、鍋島由美氏がJCAを訪問、比嘉政浩・専務理事、青竹豊・常務理事、安藤栄二・常勤顧問ほかと懇談しました。
ILOは、来年6月に開かれる年次総会の一般討議で「社会的連帯経済(Social and Solidarity Economy, SSE)」を議題とします。それに向け、国内でウェビナー「社会的連帯経済(SSE)でつながる。」を12月16日に計画しており、JCAに共催の依頼がありました。
懇談では、SSEやSDGsの動向や協同組合との関わりについて意見交換しました。
※国連は、2013 年に社会的連帯経済に特化したハブ組織として「SSE に関する国連機関横断タスクフォース(UNTFSSE)」を設立しました。2014年、UNTFSSEでは「SSE は、明確な社会的目的(多くの場合、環境上の目的を含む)を持つ幅広い組織や企業によって提供される商品やサービスを指す。SSE を担う組織は、協同、連帯、倫理、民主的な自己管理といった原則に基づく」としています。これを受け、国際協同組合同盟(ICA)は、2020年7月にまとめたポジションペーパーの中で「協同組合が世界の経済・社会の重要な担い手であり、したがって SSE のなかの主要な構成要素の一つである」と位置付けています。
【関連リンク】
国際協同組合同盟(ICA)が社会的連帯経済(SSE)に関する ポジションペーパーを取りまとめました(JCAウェブサイト記事)