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IYC福島県実行委員会がスタート~福島で絆シンポジウム・絆塾を開催
2024年12月16日、地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会(以下、地産地消ふくしまネット)の主催で令和6年度絆シンポジウムが開催されました。今回はIYC2025福島県実行委員会キックオフイベントを兼ねて実施され、全体で144名が参加しました。
主催者挨拶の後、地産地消ふくしまネットの幹事であるJA福島中央会の今泉仁寿常務理事より、IYC 福島県実行委員会の構成と規約が提案され、これらの確認と共に「キックオフ宣言」がなされました。
これを受けてJCA伊藤治郎常務が「2回目の国際協同組合年~IYC2025に向けて」と題する講演を行い、IYC2025を契機とした協同組合の連携強化を呼びかけました。
続いて多くの人のくらしと生業に関わる食育をテーマに、農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課の堂脇義音課長補佐による講演「食育の価値~地域とともにつくる~」が行われました。その後、「協同組合が取り組む食育について」をテーマとしたパネルディスカッションが開かれました。ここでは、JCAの加藤美紀主席研究員がコーディネーターを務め、パネリストにJA農産物直売所の石塚理璃愛さん、生協連の池端美雪理事、市内の小学校で農業科を推進している喜多方市の中野富全課長補佐、県PTA連合会から安彦三枝子さんを迎え、それぞれの立場での取り組みについての報告や実感のこもった貴重な意見が交わされました。
翌日は各協同組合から職員・組合員が集う「絆塾」が開催され、14組織27人が参加しました。JCA亀田篤子マネージャ―の進行のもと、「協同組合のどんなところがすごいのか」を考え「IYCをきっかけに協同組合を説明しよう」をテーマにグループワークを行いました。参加者は所属する組織によって事業や仕事は異なるものの、IYCをきっかけに「協同組合とは何か」を掘り下げ、共通点を探る熱心な話し合いがなされました。