協同組合はよりよい世界を築きます
2025国際協同組合年
Cooperatives Build a Better World. 2025 International Year of Cooperatives
2025国際協同組合年全国実行委員会はIYC2025に賛同しています

愛媛県で交流集会を開催―国際協同組合年がスタート(IYC2025全国実行委員会認定事業)

 1月8日(水)、愛媛県内の協同組合の役職員約90名が集まり「国際協同組合デー愛媛交流集会」が開催されました。この交流集会は、県内9つの協同組合で構成する愛媛県協同組合協議会(EJC)が主催し、IYC2025全国実行委員会の認定事業にもなっています。

 EJCは、この交流集会を国際協同組合年のキックオフイベントとして位置づけ、県独自のIYC取り組みテーマを「地域とともに、広がれ!つながれ!愛媛の協同×SDGs」として採択しました。

 当日は、EJC事務局の黒河安徳審査役(JA愛媛中央会)が、2013年より取り組んでいる愛媛大学での協同組合講座について報告しました。また、担当教員の西脇秀一郎准教授もVTRで出演し、協同組合と大学が協力して講座を運営する意義や受講している学生の様子を参加者に伝えました。

 続いて、JCA常務理事の伊藤治郎が「2025国際協同組合年と協同組合のアイデンティティ」というテーマで記念講演を行いました。参加者からは「協同組合が必要だということを自分の言葉で伝えたい」や「若い世代は協同組合を意識する機会が少ないため、IYCを契機にPRを強めたい」などの感想が寄せられました。

 県内の協同組合は、今回の交流集会を契機に国際協同組合年の諸活動をスタートします。EJCでは、協同組合の理解促進や協同組合のアイデンティティ改定の周知活動に今後取り組むこととしています。

参加者へ挨拶する西本満俊EJC議長(JA愛媛中央会)
記念講演する伊藤治郎常務理事(JCA)