2024年11月30日（土）、労済労連（こくみん共済coopグループの労働組合9単組が加盟）が主催する「第16回重点課題討論集会」が開催され、JCA協同組合連携第1部の横溝部長が講師として登壇しました。

　この集会は、政策課題についての理解を深めることで、労働組合執行部の力量向上を図ることを目的としています。当日は、会場とオンラインを合わせて約150名が参加しました。

　講演では、初めに協同組合の規模や法体系、歴史的な背景、そして労働者自主福祉運動との関わりについて解説しました。次に、最近の動向として、協同組合アイデンティティの改定に関する議論や、2025年の国際協同組合年（IYC2025）について説明し、最後に、共済を取り巻く環境として、アメリカの保険業界から共済がどのように見られているかについて、現地の業界団体を訪問して得た内容を紹介しました。

　締めくくりに、IYC2025を職員が自らの言葉で協同組合や共済を語り、理解者を広げることで社会全体に協同組合や共済の意義を浸透させていく機会として活用しようと呼びかけました。