愛媛県で「2025国際協同組合年実行委員会」が発足
~県テーマ案は『地域とともに…広がれ!つながれ!愛媛の協同✕SDGs』~
9月3日(火)、愛媛県内9つの協同組合からなる連携組織「愛媛県協同組合協議会」の幹事会を開き「2025国際協同組合年愛媛県実行委員会」の発足等を決定しました。
実行委員会は、愛媛県協同組合協議会に加盟する協同組合が中心となって運営し、協同組合が地域で果たすべき役割、未来に向けた取り組みを考える場とする予定です。
発足にあたり、愛媛県の国際協同組合年のテーマ案「地域とともに…広がれ!つながれ!愛媛の協同✕SDGs」を制定しました。このテーマには以下の想いが込められています。
「国際協同組合年」愛媛県テーマ(案)に込めた私たちの想い 愛媛県には、山や海、島々に代表される豊かな自然があります。そこに住む人々は、みかんを始めとする様々な果物、米や野菜、魚など豊富な食材、檜などの木材等を生産すること、また愛媛産を消費することで、結果として愛媛らしい景観・風景を守ってきました。 そんな愛媛県では、地域のくらしや仕事を維持・発展させるため、様々な協同組合が組織され、活動していますが、高齢化、とりわけ人口減少は、深刻な地域の共通課題となっています。 今、私たちは、国連が2025年を「国際協同組合年(IYC2025)」と宣言した意義を理解し、地域の存続と「SDGs」(持続可能な食料生産・消費、地域社会づくり、健康・福祉、すべての人の社会参加、地球環境保護等)の達成に向け、協同の輪を広げ、実践することで地域を未来につないでいきたいと考えています。 この「国際協同組合年(IYC2025)」を契機として、私たち愛媛県内の協同組合は力をあわせて上記課題に取り組むためにこの愛媛県テーマを選定しました。 愛媛県協同組合協議会 |
実行委員会では、協同組合がSDGs達成のために取り組んでいる事例を学び合い、地域の環境保全活動などの新たな取り組みを協同組合間連携で実践できないか検討することにしています。また、国際協同組合年の意義と協同組合が行っている様々な取り組みを県民の皆さまへお知らせする予定です。