県段階の協同組合間連携の実態について

茨城県で「国際協同組合年実行委員会」がスタート
~通常総会後に設立総会、JCAが記念講演~

 6月26日(水)、茨城県の協同組合連携組織「協同組合ネットいばらき」(構成団体47団体)は、第12回通常総会および2025国際協同組合年茨城県実行委員会設立総会を開催しました。また、その後に開催された記念講演ではJCAの伊藤常務理事が講演しました。

 総会では、令和5年度事業報告や令和6年度事業計画が承認されました。令和6年度事業計画では、茨城大学ボランティア講座「協同組合論」の実施や食に困る子どものいる世帯への食料支援活動「子ども応援プロジェクト」をはじめ、特に国際協同組合年に向けた取り組み、協同組合学習会・交流会の開催に力を入れて取り組んでいくことが確認されました。

 2025国際協同組合年茨城県実行委員会設立総会では、実行委員会規約、役員・委員・幹事の選任、茨城県での進め方が承認され、2025国際協同組合年茨城県実行委員会としての活動のスタートを切りました。

 記念講演では、2025国際協同組合年の取り組みについて説明しました。国連総会決議の背景や2025国際協同組合年のテーマと目的について述べたうえで、前回(2012年)の国際協同組合年での取り組みについても振り返りました。その後、全国段階の実行委員会としての取り組みや県段階での取り組みに向けてJCAがご協力できることについても紹介しました。

 JCAでは全国の協同組合の皆さんとともに、2025年の国際協同組合年の取り組みを進めてまいりたいと考えています。国際協同組合年に関する学習会等の開催を検討される際はぜひご相談ください。